2017年3月5日
下北沢のキューバレストランで、日本初のイファ占いワークショップを開催する。22名の方に参加していただき、盛況だった。オリチャ(精霊)をめぐるトークのあと、モユバを唱えて、オリチャたちを招聘し、一人ずつ占いをおこなった。

吉も凶も、オリチャの助けによって確実になったり、防いだりするので、ただ占いを聞くだけでは不十分であることを力説したが、果たしてどのくらい通じただろうか?

5月下旬に、2度目をおこなう予定。アンケートによれば、オリチャのことをもっと知りたいという意見が多かったので、オリチャのことを話そうかと思う。



2017年3月某日

明治大学の文学部(英米文学専攻)の同僚、立野正裕教授の最終講義と、定年記念パーティがあった。

明治大学で学び、明治大学で教鞭をとり、明治一筋50年以上。文士気質(かたぎ)の面影を残す、おそらく最後の生え抜き学者。

 

業績としての論文を書ける学者は数多くいても、立野さんのように、情熱を込めた、思想性のある文章を書ける人はそう多くいない。文学、映画、旅をめぐって、楽しく話せる友人がそばにいなくなるのがさみしい。

 

言葉を紡ぐこと、思想を突き詰めることに半世紀を費やしてきた。そして、70歳になったいまでも、その姿勢は変わらない。そこに、僕は深い敬意を抱く。立野さんと違い、野良犬のように大学も職場もあちこち転々とした野良犬のような僕だが、ババラウォの正式な帽子をかぶり、別れを惜しんだ。

 

「明治は遠くなりにけり」